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上谷沙弥は実はいい人?悪役女子プロレスラーがプロレス大賞MVPを獲得した理由

女子プロレス界で圧倒的な存在感を放つ上谷沙弥(かみたに さや)選手が、2025年12月17日にプロレス大賞の最優秀選手賞(MVP)を受賞しました。

52年の歴史で女子選手としては史上初の快挙です。

リングではチェーンや椅子を使った反則技で相手を痛めつける悪役レスラーとして知られる上谷沙弥選手ですが、実は「いい人」なのではという声が広がっています。

きっかけは2025年2月のテレビ番組「千鳥の鬼レンチャン」への出演でした。

悔しさのあまり号泣する姿や、女子プロレスへの純粋な思いに多くの視聴者が心を動かされたのです。

上谷沙弥選手本人は「全然いい子ちゃんじゃない」と否定していますが、なぜ悪役レスラーがこれほど支持されるのでしょう。

目次

元アイドル?悪役レスラー上谷沙弥ってどんな選手?

上谷沙弥選手は1996年11月28日生まれ、神奈川県出身の29歳です。

身長168センチという女子レスラーの中では恵まれた体格を持っています。

意外かもしれませんが、プロレスを始める前はダンサーやアイドルとして活動していました。

小学3年生から高校卒業までダンススクールに通い、ヒップホップダンスの世界大会では2位という輝かしい成績を残しました。

高校時代にはなんとEXILEのバックダンサーとして東京ドーム公演にも出演しています。

2014年にはバイトAKBにも合格し、芸能界でのアイドル活動を続けていました。

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ちなみにこのバイトルのCMにアイドル時代の上谷沙弥選手が出演してるらしいのですが、見つけることができるでしょうか?笑

プロレスの道に進んだのは2019年
スターダムのアイドルユニットに加入したことがきっかけでした。

当時プロレスラーだった中野たむ選手にスカウトされ、運動神経の良さを買われてプロレスラーへの転身を決意。

デビュー後は才能を開花させ、2019年には新人王を獲得しています。

当初は正統派レスラーとして活躍していましたが、2024年7月に悪役(ヒール)に転向。

現在は「H.A.T.E.」という悪役ユニットに所属し、ワールド・オブ・スターダム王座とSTRONG女子王座の二冠王者として君臨しています。

リングではチェーンや椅子を使った容赦ない攻撃で相手を痛めつける「恐ろしい存在」となっているのです。

悪役レスラーなのに「いい人」が隠しきれない上谷沙弥

【史上初女子MVP受賞】上谷沙弥選手、東京スポーツ新聞社制定2025

悪役レスラーとして恐れられる上谷沙弥選手ですが、テレビ番組に出演した際の素顔が話題になりました。

2025年2月にフジテレビ系「千鳥の鬼レンチャン」の300メートル走サバイバルレンチャンに出場した時のことです。

番組の冒頭では悪役らしく「全員ぶっ潰してやる」と強気な発言をしていましたが、過酷なレースの中で全く違う表情を見せたのです。

上谷沙弥選手は番組前のインタビューで涙を流しながら「女子プロレスをもっと多くの人に知ってもらいたい、そのために自分が頑張らなければならない」と語ったのです。

世間ではプロレスといえば昭和世代のレスラーの名前しか知られていない現状が悔しくて仕方ないと訴えました。

準決勝で敗退した後も、体力の限界で大号泣しながら「プロレスをもっと盛り上げたかった」と悔しさをにじませました。

このとき視聴者からは「めっちゃいい子」「感動した」「応援したくなった」という声が相次ぎ、SNSでは「上谷さん」がトレンド入りするほどの反響でした。

TBS系「ラヴィット!」にシーズンレギュラーとして出演した際も、悪役キャラとは裏腹にかわいらしいリアクションを見せて番組を盛り上げました。

プライベートでは出演者たちと仲良く遊ぶ様子をSNSに投稿し、すっぴん姿が「誰かと思った」「可愛い」と話題になっています。

上谷沙弥選手本人は「全然いい子ちゃんじゃない」と否定していますが、女子プロレスへの純粋な思いに多くの人が心を動かされているのです。

悪役の上谷沙弥がプロレス大賞MVPを獲得した理由

2025年12月17日、上谷沙弥選手が東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞でMVP(最優秀選手賞)を受賞しました。

この賞は1974年から続く歴史あるもので、過去にはアントニオ猪木やジャイアント馬場といった伝説のレスラーたちが受賞してきました。

52年の歴史の中で、女子選手の受賞は上谷沙弥選手が初めてという快挙なのです。

選考では19票中11票を集め、新日本プロレスの棚橋弘至選手らを抑えての受賞となりました。

受賞の理由はリング内の実績だけではありません。

2024年12月にワールド・オブ・スターダム王座を初めて獲得してから7度の防衛に成功、さらに2025年9月にはSTRONG女子王座も獲得し、二冠王者として君臨しています。

しかし最も評価されたのは、メディアを通じてプロレスの魅力を全国に発信し続けたことでした。

「千鳥の鬼レンチャン」では涙を流しながらプロレスへの思いを語り、多くの人の心を動かしました。

「ラヴィット!」では地上波23年ぶりとなる女子プロレス生中継を実現させ、これはTBSでは51年ぶりの快挙でした。

2025年4月の横浜アリーナでは中野たむ選手との敗者引退マッチが行われ、プロレス界で大きな話題となりました。

プロレスファンではない人たちにも女子プロレスの面白さを届けた貢献度の高さが認められたのです。

上谷沙弥選手は受賞会見で「女子の可能性は無限大」と語りました。

男子中心だったプロレス界の固定概念を壊し、女子プロレスの新時代を切り開いた功績は計り知れません。

悪役レスラーとしてリングで暴れる一方で、メディアで女子プロレスの魅力を伝え続けた1年間が認められたようです。

悪役プロレスラーなのに実は”いい人”上谷沙弥選手の今後から目が離せませんね。

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