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北海道ニセコの中核、倶知安町(くっちゃんちょう)が揺れています。
「世界最高のパウダースノー」のリゾート地として知られる北海道ニセコでは、中国系企業による大規模な開発が進められようとしました。
2025年6月には、町への届け出をせずに森林を伐採する違法行為や、町道にまたがって建物を建設する問題が発覚。
中国人による土地の取得やリゾート開発は「中国人村」とも呼ばれ、北海道の人々を不安にさせているようです。
北海道ニセコで起きている中国資本による開発と、森林破壊を伴う豪華温泉リゾート建設の現在を解説します。
北海道ニセコで問題になっている「中国人村」とは?

ニセコ倶知安町では「中国人による中国人のための別荘地開発」がおこなわれ、そこはまさに『中国人村』。
2023年頃には中国人向けに「陽雪ノ華(ようせつのはな)」というリゾートエリアのプロモーション動画も公開されています。
⬜️北海道倶知安町に「中国村」が構想されていた 東京ドーム13個分の土地を買い占め、違法に森林伐採もhttps://t.co/1ibXkO7dDb
— フィフィ (@FIFI_Egypt) July 10, 2025
日本がユルユルだから〜これは、日本側の問題です。外国人を巡る政策について、厳しくするべき!と意見するだけで「排外主義」と批判する知事までいますからね…終わってる
中国人向けの豪華リゾート別荘地「陽雪ノ華」
豊かな自然に囲まれた、東京ドーム7.5個分に相当する35万平方メートルの敷地。
スキー練習場やレストラン、温泉施設なども備え、豪華な別荘200棟が建ち並ぶリゾート地として開発されていたようです。
この「陽雪ノ華」予定地らしきものが起こしたトラブルについて見てみましょう。
倶知安町巽地区の無許可森林伐採問題

羊蹄山のふもとにある倶知安町巽地区で、約3.9ヘクタール(39,000平方メートル)もの森林が無許可で伐採される問題が発生しました。
2023年から工事が始まり、別荘らしき建物2棟の建設を進めていたようです。
当初は1ヘクタール(10,000平方メートル)未満の開発と報告されていましたが、2025年6月4日に北海道が現地調査したところ、森林法で定めた範囲の4倍近い伐採が無許可で行われていたことが判明。
さらに問題なのは、地元住民によると夜中の3時や4時に明かりをつけて資材を運び込み、こっそりと工事を進めていたといいます。
工事現場で働く人たちに話しかけても日本語が通じなかったという証言もあります。
景観法に基づく3,000平方メートル超の開発に必要な届け出も、倶知安町に提出されていませんでした。
倶知安町が去年から届け出を出すよう求めていたにもかかわらず、事業者側は応じていなかったのです。
北海道と倶知安町の対応

無断森林伐採問題について鈴木直道知事は「毅然と対応していく必要がある」としつつも、「権限を越える指導はできない」「逆に訴えられる」と述べています。
北海道は森林法に基づいて工事の停止を勧告し、事業者側に森林を植え戻す復旧工事計画書の提出を求めました。
地元住民の最大の心配は水の問題です。
森林を伐採すると水の流れが変わり、下流の農地に影響が出る可能性があるからです。
倶知安町議会は「まちづくりの根幹を揺るがす重大な問題」として、道や国に対して違法開発行為への厳正な対応を求める書面を提出しました。
無許可で森林伐採された巽地区は現在どうなった?

2025年6月、森林法・都市計画法などの手続き違反が確認され、北海道(後志総合振興局)が巽地区の工事停止と是正を勧告。
開発はストップしました。
8月4日に事業者が「是正計画書(復旧・手続きやり直しの計画)」を提出。住民説明会を10月以降に行う想定スケジュールが示されたと報じられています。
計画では、10月以降の説明会で周辺住民らから理解を得て、12月までに開発に必要な許可を北海道に申請するとしています。
これだけの騒動があって、住民の理解が得られるのかは疑問ですね。
道は引き続き審査・協議中で、工事本格再開の段階には至っていません。
伐採された森林の一部は植林等の復旧作業が進められており、是正が認められれば再開の可否を判断する流れとなるようです。
ということで、巽地区の1件をまとめると
- 北海道による停止勧告
- 事業者から是正計画提出済み
- 道が審査・協議継続中
という流れで、2025年10月の段階では建物工事の再開はまだ認められていません。








